HRTのダニエル・リチャルドは、モンツァ・サーキットで行われたイタリアGPフリー走行1回目で27周を周回して、ベストタイムは1分30秒609で21番手。フリー走行2回目では、7周を周回してベストタイムは1分29秒841で24番手になった。
ダニエル・リチャルド
「今朝のセッションは予定通りに進めることができたよ。マシンのことも以前よりもよく理解できている。午後のセッションの1周目では電気系統のトラブルが発生して、解決するために1時間ほどガレージに居ることになってしまったんだ。でもプレッシャーの中でエンジニアのみんなは本当に素晴らしい働きをして、セッションが終わってしまう前に再度何周か走れる時間を作ってくれた。もちろん20~30周走れたらそのほうが良いのは明らかだけれど、コースに戻ることができてよかったよ」
「僕はトニオ(チームメートのビタントニオ・リウッツィ)と彼の豊富な経験から学べることがたくさんある。それに彼のタイムをチーム・ロータスやヴァージンと比べてみれば、僕たちもそんなに遠くないということがわかるだろう? F111(HRTの2011年のマシン)は他のサーキットよりもモンツァによりよく適応できると思うし、きっと得るものの多い週末になるよ。でもまず明日に向けていろいろやることがある」