栃木県のもてぎサーキットで16日(金)、インディジャパンの練習走行1回目が行われ、チーム・ペンスキーのウィル・パワーがトップ。佐藤琢磨(KVレーシング・テクノロジー)は、パワーから0.9690秒遅れの10番手となった。
東日本大震災によってオーバルコースにダメージがあったことから、最後の開催にして初のロードコースでの戦いとなった今年のインディジャパン。今年は初日の金曜にも練習走行が行われた。
午前中から各ドライバーはイベントやサイン会などでリラックスした表情を見せていたものの、15時からは1回目の練習走行が始まり、一気に戦闘モードへ。
そんな中、このセッションでトップになったのは、逆転でのタイトルを狙うパワー。チームメートのエリオ・カストロネベスが2番手、ライアン・ブリスコーが4番手につけており、ペンスキー勢が好調さをアピールした。
昨年までインディカーで戦っており、今年のインディジャパンへスポット参戦している武藤英紀(AFS/サム・シュミット モータースポーツ)は11番手。フォーミュラ・ニッポン王者であり、武藤と同じくインディジャパンにスポット参戦するジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(コンクエスト・レーシング)は、8番手で1回目のセッションを終えた。
インディジャパンは、明日17日(土)の9時からと12時からに再び練習走行が行われ、15時から予選となる。