セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が、今週末の日本GPで「絆(きずな)」と日本語で入れたヘルメットを使用する。
東日本大震災の発生を受け、日本中が一致団結した「絆」の強さに感銘を受けたと語るベッテル。日本に団結力を維持してもらうため、今回の「絆ヘルメット」を使うことに決めたと、次のように説明した。
「(絆というのは)友情によるつながりという意味なんだ。日本が地震に襲われた後、この絆によってみんなが一致団結していたんだよ。皆に団結したまま、今後もお互いを助け合って欲しかったんだ」
このほか、日本GPでは小林可夢偉(ザウバー)が、特別仕様のヘルメットを使用。また、ビタントニオ・リウッツィ(HRT)も日の丸仕様のヘルメットを使い、レース後にはチャリティーのオークションへこのヘルメットを出品する予定だ。