キミ・ライコネン、ウィリアムズのスポンサー獲得の切り札に?

2011年10月07日(金)

フィンランドの新聞が伝えるところによれば、ウィリアムズは2007年のF1チャンピオンであり、現在はラリー等で活躍するキミ・ライコネンを新しい大口スポンサーを得るためのカギと考えているという。

ライコネンは最近、ウィリアムズの本部を訪問しており、シンガポールGP開催時にパドックでは、ライコネンとウィリアムズが来季の契約を真剣に検討しているとのうわさも流れていた。

アラブ首長国連邦にウィリアムズ技術センターを構えるなど、すでにカタールとの関係を有しているウィリアムズだが、『Ilta Sanomat(イルタ・サノマット)』によれば、チーム代表のフランク・ウィリアムズはもう「何年にもわたって」一部国有企業であるカタール国立銀行からスポンサー契約を得ようと試みているが、もしもウィリアムズがライコネンと契約できれば、それが確実になるとのことだ。

今季限りでウィリアムズを離れることになっている技術責任者のサム・マイケルが、移籍前に現場で過ごす最後のレースとなったシンガポールGPの際に、ウィリアムズは経済的なものを重要視してドライバーの決定を行うのかと問われ、次のように答えている。

「ウィリアムズは、会社にとって、そしていい結果を残すためにベストだと思われる選択をするだろう。結局はそこ(経済的要因によるドライバー決定)に落ち着くだろうね」

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