キミ・ライコネンのF1復帰、他ドライバーの契約に影響は?

2011年12月01日(木)

ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)とエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)は、キミ・ライコネンがロータス・ルノーGPと契約したことが自分たちの将来に大きな影響を及ぼすとは考えていないようだ。

バリチェロとスーティルは、それぞれ現在所属しているウィリアムズとフォース・インディアのシートを喪失するのではないかと言われている。そして両者ともロータス・ルノーGPと交渉中だとされていた。

「あまりにもゴシップが氾濫(はんらん)しているから、今週は何も読んでいないよ」

「妻が“そういえば、キミがルノー(ロータス・ルノーGP)と契約したわよ”って僕に電話してきたんだ。僕も含めてたくさんの人がそのニュースには驚いたと思う。けど、ずっと言っているように、僕にとって最も可能性が大きいのはウィリアムズだよ。だから僕の状況は全然変わっていない」とバリチェロは母国ブラジルの『Globo(グローボ)』へ語った。

先日、バリチェロと同じくブラジル出身のフェリペ・マッサ(フェラーリ)は、バリチェロに引退を勧めていた。これについてバリチェロは、次のように笑っている。

「僕自身に起こっていることはうれしく思っているよ。フェリペの友情には感謝する。でも、僕は来年もウィリアムズで走りたい。だから今回はシューマッハ(ミハエル・シューマッハ/メルセデスGP)だけの意見に耳を傾けるよ」

スーティルもロータス・ルノーGPと交渉していたとされるが、スーティルのマネジャーであるマンフレッド・ジマーマンも、ライコネンとロータス・ルノーGPの契約による影響はないとして、こう『DPA通信へ』語った。

「こうなるだろうと予想していたから、私たちの将来に直接的な影響はない」

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