刑事告訴されたエイドリアン・スーティル「シートを失うことはない」

2011年06月25日(土)

ロータス・ルノーGPのオーナー企業であるジェニイ・キャピタルの首脳エリック・ルクスに刑事告訴されたエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)。しかし、今回の件でシートを失うことはないとスーティルは語る。

中国GP後に上海で行われたルイス・ハミルトン(マクラーレン)の優勝記念パーティーにおいて、スーティルは割れたシャンパングラスでルクスを傷つけたとされており、ついにルクスが正式に刑事告訴したと、『Frankfurter Allgemeinen Zeitung(フランクフルター・アルゲマイネ・ ツァイトゥング)』は伝えている。

『SID通信』は、ルクスが正式に刑事告訴したことを「新聞で読んだだけ」と語るスーティルのコメントを掲載した。

今回の事件が原因でスーティルのF1キャリアが終わる可能性もあると言われるが、スーティル自身はとても落ち着いているとして、こう述べた。

「僕に何が起きるというのさ。なぜ、シートを喪失しないといけないの? これはプライベートな事件で、僕の仕事はドライビングだよ」

「僕は大丈夫。自分の仕事に集中できるよ。僕はどんなことが起ころうとも準備をしていた。こんなに長くかかったのだっておかしいだろ」

訴訟の可能性について、スーティルは次のように主張している。「僕たちは真実を求めている。できればすぐにでも明白になってもらいたいね。自分を守る準備はできているよ」

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