キミ・ライコネンのマネジャー、F1アブダビGPでウィリアムズ訪問

2011年11月14日(月)

ウィリアムズからの来季F1復帰をうわさされているキミ・ライコネンのマネジャーが、先週末のアブダビGPでウィリアムズ関係者に会っていたようだ。

2007年にF1王者となったライコネンは、2009年いっぱいでF1を引退。その後、WRC(世界ラリー選手権)やアメリカの人気レースNASCARに参戦してきたが、ウィリアムズと来季契約を結び、F1に復帰するのではないかとうわさされている。

ウィリアムズがアブダビGPでライコネンとの契約を発表するとも報じられていたが、結局アブダビGP期間中にライコネン獲得の発表はなかった。しかし、ライコネンのマネジャーであるロバートソン親子がアブダビGPのパドックで目撃されており、ライコネンの母国フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙は、ロバートソン親子がウィリアムズのホスピタリティエリア内でレースを観戦していたと報じた。

先日には、ウィリアムズ関係者とライコネン本人が交渉を重ねていると認めるなど、ライコネンのF1復帰説は現実味を帯びてきている。そんな中、ウィリアムズのチーム代表フランク・ウィリアムズもフィンランドのテレビ局『MTV3』に対し、ついに来季のライコネン獲得に「強い関心がある」と認め、こう続けた。

「彼のような才能を持っていれば、お金のことについて話し合うのは当然のことだ。それなので、もちろん話し合いが続いている。これは、いたって普通なことだがね」

「慎重に言葉を選ばなければならない。(ライコネンのウィリアムズ加入は)可能性があるとだけ言っておくよ」

また、ウィリアムズの共同オーナーであるパトリック・ヘッドも、以前からライコネン獲得には興味があったと認めた。

「彼がザウバーで走っていたころ(F1にデビューした2001年)からキミに興味を持っていた。BMWがわれわれのパートナーだった時代、彼らにライコネン獲得を提案したこともある。だが、金額が高すぎた」

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