キミ・ライコネンF1復帰か。ウィリアムズが1週間以内にドライバー発表との報道

2011年11月21日(月)

キミ・ライコネンの加入もうわさされるウィリアムズが、1週間以内に2012年ドライバーを発表すると報じられた。

ドイツの『Speedweek(スピードウィーク)』によると、ウィリアムズが来季ドライバーを「1週間以内に決定することを予定している」という。この記事を書いた記者は、これが「(ウィリアムズの)株主であるトト・ウォルフの発言」であると加えている。

ウィリアムズには現在、ルーベンス・バリチェロとパストール・マルドナードが所属。来季に向けては、2007年のF1王者であるライコネンのほか、同チームの現テストドライバーであるバルテリ・ボッタスのレースドライバー昇格や、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)の移籍という可能性も指摘されてきた。

決め手になるのは、持ち込めるスポンサー資金の金額だと見られており、バリチェロは不利な状況にあるとされている。また、当初は来季シートが安泰だと見られていたマルドナードも、支援者である母国ベネズエラの国営石油企業PDVSAが議会から調査を受ける見通しになったため、安心できない状態であるようだ。

来季のウィリアムズ加入が有力視されているライコネンについては、1年契約を結ぶ「準備が整った」と『Autosprint(オートスプリント)』誌が報道。同誌はライコネンが1年契約を選ぶ理由について、2013年にミハエル・シューマッハの後任としてメルセデスGPに加入することなども可能になるためだと加えた。その一方、ライコネンがウィリアムズの株式取得を目指しているとの情報もある。

また、2007年にSUPER AGURIと控えドライバー契約を結んだ際、スパイカー(現フォース・インディア)とも契約を結び、2重契約問題を引き起こしたギド・ヴァン・デル・ガルデの加入もうわさされている。

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