HRTのダニエル・リチャルドは、ヤス・マリーナ・サーキットで行われたアブダビGPフリー走行3回目で20周を周回して、ベストタイムは1分45秒732で23番手。予選では、1分44秒641を記録して21番手になった。
ダニエル・リチャルド
「予選がどんな展開になるか読めなかったので、今日のパフォーマンスには満足している。常に前向きでいようと心がけたし、自分なりにベストの走りもできると信じていた。それでも、多少セットアップに疑問点があって、昨日からフリー走行はうまくいかなかったんだ」
「ところが、いざ予選で走りだしたらマシンの調子が良いじゃないか。自分の走りは良かったと思うよ。うまい具合に最後周でベストタイムを出せたしね。第1セクターはすごく良かったけど、第2セクターでグロック(ティモ・グロック/ヴァージン)を抜くのに手間取って、少しタイムを損しちゃった。あれが無ければ、彼より前に行けたかもしれないよ。でも、いつもどおり全開で攻めたから、この好結果にはすごく満足さ」