レッドブル、F1スタッフの大量流出を否定

2011年01月07日(金)

2010年のF1でドライバーズ、コンストラクターズ両選手権を制し、2冠を達成したレッドブルのチームオーナー、ディートリッヒ・マテシッツが、チームの主要メンバーが大量に離脱するとの憶測を否定した。

この2年間、F1で圧倒的な速さを見せてきたレッドブルだけに、多くの主要スタッフが他チームから高額のオファーを受け、引き抜かれるとの憶測が広がっていた。実際にフェラーリは4日(火)、レッドブルの戦略責任者であったニール・マーティンが加入したことを発表している。

しかしマテシッツは、マーティンに続いて多くのスタッフが離脱することはないとして、『Bild(ビルト)』へ次のように語った。

「まさか!」

「最も重要な50人とは、最近に契約を延長したばかりだよ」

『Bild(ビルト)』はさらに、マーティンがフェラーリへ移籍したことで、2010年にF1最年少王者となったセバスチャン・ベッテルが他チームへの移籍を決意する可能性もあると伝えた。

これに対しマテシッツは、「将来に頼れるチームがどこなのか、セバスチャンはよく分かっている」とコメントした。

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