ビタントニオ・リウッツィ、解雇決定との報道を否定

2011年01月06日(木)

ビタントニオ・リウッツィが、フォース・インディアを解雇されることが決定したとの報道を否定した。

フォース・インディアとは2011年の契約も結んでいるリウッツィ。しかし、『Blick(ブリック)』が先日、エイドリアン・スーティルとポール・ディ・レスタがフォース・インディアの2011年ドライバーに決定したと報道。リザーブドライバーはニコ・ヒュルケンベルグになるとも伝えられていた。

だが、この報道については、スーティルとヒュルケンベルグのマネジメント陣が、事実ではない可能性もあるとして慎重な姿勢を示していた。そして、シートを失うとされたリウッツィも、母国イタリアの『422race.com』へ次のようにシート喪失決定を否定した。

「僕の置かれている状況は明確だよ」

「フォース・インディアは僕に、何か変更があるとは伝えてきていない。僕が信じるのは、チームの言葉だけだよ」

さらにリウッツィは、F1シートを失う代わりに、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)でのメルセデスのシートが与えられることや違約金など、フォース・インディアと契約解除に向けて交渉中だとの憶測も否定している。

「フォース・インディアと、そういった話は何もしていない。さっきも言ったように、僕は何もオファーをされていないよ」とリウッツィは加えた。

フォース・インディアとの2011年の契約には自信を持っていると語るリウッツィだが、チームから解雇される可能性がゼロではないことも認めている。

「今では、F1で何が起きても驚かなくなったよ」

「でも今のところ、記事で読んだこととは違い、僕は何もオファーされていない。お金も、DTMでのシートもね。彼らからそんな話はなかった。これは断言できる」

「チームとは、2011年に向けたとても明確な契約を結んでいるから、僕はとても落ち着いている。もし彼らが別の道を選ぶのなら、何をしなければいけないのか、彼らも分かっているはずだよ」

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