【動画】ピレリ、夜間のウエットテストを実施
2011年01月18日（火）
2011年からF1にタイヤを供給するピレリが、F1史上初となる夜間のウエットテストをアブダビで開始した。
ピレリは17日（月）に、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットでタイヤテストを開始したが、このテストは路面をぬらし、雨が降った状態を再現して行われた。アブダビで夜間にウエットテストを行った理由について、ピレリのモータースポーツ責任者ポール・ヘンベリーは、次のように『Autosport（オートスポーツ）』へ語っている。
「われわれがここに来たのは、暖かい気候があるためだ」
「もちろん、バレンシアやシルバーストンなどのテストでも、ウエットが多くなる可能性はある。だがヨーロッパでは、ウエットのときには気温も低い」
「マレーシア、日本、そしてシンガポールなど、アジアではウエットのレースになることがある。こういった地域では、雨が降っているときでも気温が高いままになるという点で、（ヨーロッパと）大きく異なっている」
「ウエットのコンディションでは、コンパウンドが気温に対して非常に敏感になる。そのため、今回のテストでレースに向けてさまざまに異なるデータを得ることができる」
「夜にテストを行ったのは、日光によって路面の水が蒸発するのを避けるためだ」
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