ヘレスでのF1合同テストに登場したフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が、ロバート・クビサ(ロータス・ルノーGP)のヘルメットのイラストを自身のヘルメットに入れてクビサの回復を願っている。
クビサは6日(日)にラリーでクラッシュし、複数の複雑骨折など重傷を負った。クビサの友人であるアロンソは、事故の翌日にはクビサが搬送された病院を訪れ、クビサのお見舞いをしていた。
10日(木)からは、ヘレスで合同テストが始まっているが、12日(土)に走行を開始したアロンソのヘルメットには、クビサのヘルメットのイラストが入っていた。
クビサの事故後、多くのF1関係者がクビサのお見舞いに行ったほか、ヘレステストでは参加した全チームがクビサの応援メッセージをクルマに掲載。普段はコース上で激しい戦いを繰り広げているF1界が、心を1つにしてクビサの復帰を願っている。
クビサ本人も、多くの関係者が訪れたことについて、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』へ次のように語っていた。
「ブリアトーレ(フラビオ・ブリアトーレ/元ルノーF1チーム責任者)に会えてよかった。彼は特別な人だよ。その後、アロンソ、ロペス(ジェラルド・ロペス/ロータス・ルノーGPチームオーナー)、ペトロフ(ビタリー・ペトロフ/チームメート)、アレジ(ジャン・アレジ)、リウッツィ(ビタントニオ・リウッツィ)とも会った」
「コース上では、みんなのほんとうの顔が見えることはないんだ」