フェルナンド・アロンソ、新車F150thイタリアの信頼性に満足

2011年02月14日(月)

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、ヘレステスト4日目に115周を周回して、ベストタイムは1分21秒074で3番手になった。

フェルナンド・アロンソ
「初めの2回のテストで最も良かったのは、なんと言っても信頼性だよ。僕もフェリペ(マッサ/チームメート)も、毎日100周以上を走ることができた。これは、とても前向きなことだね。テストでの目標は、できるだけタフなクルマにすることで、バーレーン(開幕戦)を迎えるときにパフォーマンスを目的にした新パーツを投入するんだ」

「最近にも言ったけど、タイムを比べることに意味はないよ。でも、レッドブルやマクラーレン、フェラーリ、ロータス・ルノーGP、メルセデスGP以外のチームが優勝争いをしたら驚くね。レッドブルは去年、ほかのチームに対して約コンマ5秒のアドバンテージを得た状態でシーズンを終えていた。もし彼らがバーレーンで最強じゃなければ、おかしな話だよ」

「(タイヤが)今年で最大の変化だし、ピレリタイヤにクルマのセットアップやドライビングスタイルを合わせるため、やるべきことは多い。これまでに見た限りだと、ピットストップを増やして、今までとは違う戦略で走る必要があるね」

「僕たちは40周近くを走ることができた。一度で走ったわけじゃないけど、1セットのタイヤで走ったんだ。ただ、もっと気温の高いバーレーンでは、状況が大きく変わってくると分かっているよ」

「レースと同じような状態で可変ウイングを使うことができた。でも、これで追い抜きが簡単になるのか、明確な答えを出すには早すぎるよ。FIA(国際自動車連盟/F1統括団体)が設定した600メートルという規制が、厳しすぎるのか確認する必要がある。でも、この問題は今後また手を加えられる可能性もあるんだ」

「今までに分かった少しのことから考えると、自分と同じようなパフォーマンスのクルマを追い抜くのは、まだとても難しいと思う。僕たちのシステムは、うまく機能していたよ。ブレーキング時にも、問題は一度も起きなかった」

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