フェルナンド・アロンソ、トラブルに見舞われるも前向きな姿勢

2011年02月20日(日)

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、電気系統やメカニカル面のトラブルに見舞われながらも90周を周回し、ベストタイムは1分23秒978で3番手になった。

フェルナンド・アロンソ
「あるメカニックが、バルセロナで順調だった年には、タイトルを取れないと言っていたよ。僕たちは今日トラブルを抱えたから、それとは逆の結果になるということだね。実際にそうなることを願おうよ!」

「現状では、レッドブルが最強だと思っている。でも、彼ら以外にも少なくとも4チームに優勝を争う力がある。僕たち、マクラーレン、メルセデスGP、そしてロータス・ルノーGPだよ。ただ、テスト結果から予想するのは難しいものなんだ。燃料の搭載量が10kg違ったり、摩耗したタイヤが使われていたりするだけで、何秒もの差になり得るからね」

「今回も、これまでにバレンシアやヘレスのテストで見られたようなタイヤのパフォーマンス低下が確認できた。もし明日ここでレースをしたら、3回か4回ピットストップしないとレースを走りきれないよ。これは、レースの走り方に影響を与えるだけではなく、フリー走行から予選まで、週末全体の走り方に影響を与えることになる」

「タイヤの摩耗によって、間違いなく追い抜きのチャンスが大きくなる。もしピットストップかゴールの直前、もしくはスタート時にタイヤと格闘しているドライバーがいたら、パフォーマンスの差はとても大きくなるからね。KERS(運動エネルギー回生システム)や可変リアウイングを使うよりも、追い抜きの可能性が大きくなるよ」

「(バーレーンの問題について)僕たちが明確な立場を示すのは難しい。僕たちもメディアからの情報で状況を見守っているから、あなた方ジャーナリストと同じことしか知らないんだ。もう少し見守る必要があるだろうし、そうすれば責任のある人たちが決断を下すことになる」

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