ザウバーが、三菱電機のヨーロッパ支社である三菱電機ヨーロッパとのパートナー契約を延長したことを発表した。
三菱電機ヨーロッパは、以前からザウバーのパートナーになっていたが、今回契約を延長するとともにザウバーへの支援を拡大し、技術パートナーとなる。今後もさまざまな機材をザウバーへ供給し、三菱電機のロゴがザウバーのトラックやプレスリリース、ピットなどに掲出される。
「三菱電機はこの6年間、非常に重要なパートナーだった。私の立場からしてみれば、厳しい状況だった時期にも、長期的な関係を維持できたことは、ひときわ価値あるものだ」とザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーはコメントしている。
三菱電機ヨーロッパ営業部門の責任者ハンス-ユルゲン・ペルツェルスは、ドライバーである小林可夢偉の存在も、契約延長の大きな要素になったとして、次のように話した。
「三菱電機は、あらゆる技術分野で世界有数の企業であることから、F1での活動はわれわれにとってまさにふさわしいものだ。また、日本人ドライバーである小林可夢偉がチームに加わっていることも、大きな刺激になっている」