ザウバーが、次戦マレーシアGPに新ウイングパーツを持ち込むため、急ピッチでパーツの製造を行っているようだ。
今季開幕戦オーストラリアGPでは、ウイングの一部パーツに技術違反があったとして失格処分を受けたザウバー。その後の調査で、パーツ製造時の品質管理でミスがあったことが判明したとチーム側は発表している。
4月8日(金)からはマレーシアGPが始まるため、ザウバーのレースチームはアジアに残っている。しかし、チーム代表ペーター・ザウバーと技術責任者ジェームス・キーはスイスにあるチーム本拠地へ戻っており、品質管理でのミス再発防止策の陣頭指揮を執っているとみられる。
また、ザウバー本拠地では現在、問題となったウイングの対策パーツを急きょ新たに製造しており、手荷物としてマレーシアへ持ち込まれるとのことだ。