セバスチャン・ベッテル「これ以上喜べることなんてない」

2011年04月11日(月)

レッドブルのセバスチャン・ベッテルは、ポールポジションからマレーシアGPをスタートして優勝した。

セバスチャン・ベッテル
「スタートが重要だった。とてもいいスタートだと思ったんだけど、ルイス(ハミルトン/マクラーレン)が並びかけてくるのが見えたんだ。そして、ターン1へ入っていったところで驚いたよ。突然、黒いものがミラーに映ったんだ。ロータス・ルノーGPだった」

「1回目のピットストップまでは、周回を重ねるごとに差を広げていけたから、いい状況だった。レースのすべてが2週間前(の開幕戦オーストラリアGP)とは大きく違っていた。とても接近した戦いだったし、タイヤのせいで、ピットストップが増えた」

「ピットストップについては、1番目には入りたくないんだ。できるだけピットストップの回数を減らしたいからね。でも、誰かが先にピットインして新品タイヤでアドバンテージを得て、それまでに築き上げたタイム差を削られるというのも避けたい」

「簡単なレースではなかったよ。でも、終盤にルイスが問題を抱えてジェンソン(バトン/マクラーレン)の後ろになった。今日の結果には満足だよ。今の段階では、これ以上喜べることなんてないね。今回は接近していたから、冷静に攻め続けないといけない」

「でも、チームはどうすればいいのか分かっているから、僕は心配していないよ。とにかく、今日はこの勝利を満喫するし、誇りに思っている」

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