フェラーリのフェルナンド・アロンソは、5番手からマレーシアGPをスタートして6位になった。
フェルナンド・アロンソ
「今日のレースには満足だよ。結果ではなく、ようやく競争力が高くなったこと、そして表彰台をめぐってホイールとホイールをぶつけるようなバトルができたことが満足なんだ。(次戦の)中国に向けたモチベーションにもなる」
「今日はツイてなかったね。可変リアウイングがずっと機能してくれていれば、ストレートで簡単にハミルトン(ルイス・ハミルトン/マクラーレン)を抜けただろうね。でも僕は彼と激しくバトルすることになった」
「彼はうまく守っていたんだけど、残念なことに接触してしまった。それで僕はウイングを壊し、ウイング交換のためにピットへ戻らざるを得なかった。そこで表彰台のチャンスを失った。こういったことも起こるものだよ。今日は僕にとって不利な流れになったけど、きっと次は僕たちに幸運を運んでくれる」
「ここでは、クルマがうまくタイヤをいたわれていたようだね。だからライバルと戦うことができたんだよ。このパッケージで優勝を争うことはできないけど、すぐに状況が変わることを願っている」
「上海(次戦中国GPの舞台)でも、厳しい週末になると思っている。新しいものを投入するけど、それでどれほど改善するのか分からない。今は歯を食いしばって耐えるべきだとみんな分かっているし、僕たちはきちんと耐え抜くよ。この先、まだ選手権は長いし、備えを万全にしないといけない」