マクラーレンのルイス・ハミルトンは、2番手からマレーシアGPをスタートして7位でレースを終えたものの、他車とのバトル中に複数回の進路変更をしたとして、ドライブスルーのペナルティーを受けた。しかし、レース後のペナルティー決定だったため、規定によりハミルトンは20秒加算。このため、ハミルトンは8位へ順位を落とした。
ルイス・ハミルトン
「まあ、こんな日もあるよ。2番手からスタートして7位でレースを終えていたら満足できるわけがない。今はただ耐えて、前に進んでいくしかないね」
「スタートで僕はアウト側から1コーナーに入っていったんだけど、寄せられてしまい、ジェンソン(バトン/チームメート)やニック(ハイドフェルド/ロータス・ルノーGP)と接触するリスクを避けながら守るのは無理だった」
「その後、レース中はタイヤの性能が落ち続けていたよ。理想的なタイミングよりも早い段階でピットインして、最後にはタイヤがなくなってしまった。一度使ったハード側のタイヤでレースを終えたかったんだけど、タイヤが最後までもたなかったから、レースが終わる直前にもう一度ピットインせざるを得なかった」
「いろいろな要素が今日のレースを難しくした。ピットストップで作業が遅れたこと、タイヤをいたわろうとしているときに、後続のクルマ数台から攻められていたこと、そしてフェルナンド(アロンソ/フェラーリ)に追突されたこと」
「彼は近づきすぎたんだと思うよ。彼が横に動いたとき、ウイングを僕にぶつけて、僕のクルマはリアのフロアが壊れた。どれくらいのダウンフォースがなくなったのか分からない」
「今日は最高な1日にはならなかったけど、優勝を目指しながら(次戦の舞台)中国へ行くよ。僕が見るのは前だけだ」
*ペナルティー決定前のコメントです。