レッドブル「KERSの問題は解決した」

2011年05月05日(木)

これまでKERS(運動エネルギー回生システム)のトラブルに悩まされてきたレッドブルだが、第4戦トルコGPを前に、問題の解決に成功した。

こう語っているのは、レッドブルのモータースポーツコンサルタントであるヘルムート・マルコ。今季のレッドブルはKERSのトラブルが続いていたが、前戦の中国GPと次戦トルコGPの間には約3週間の休みがあったため、このタイミングを利用してのトラブル解決を目指していた。

「われわれのKERSは大丈夫だ。休みの間にわれわれは、いくつかの変更を行った」とマルコは『Bild(ビルト)』へ話している。

レッドブルが抱えていたのは、KERSがオーバーヒートする問題だとみられているが、「今ではかなり良くなった。うまく機能するよ」とマルコは自信を見せた。

これまでの3戦でレッドブルは、決勝でまともにKERSを使えない状態が続いていた。しかし、コースによって差はあるものの、KERSを使うことで1周あたりコンマ数秒のタイム短縮が可能だと言われており、レッドブルがKERSの問題を克服した場合、速さでは現在のF1でトップとされるレッドブルが、さらにライバルとの差を広げることになる。

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