トルコGPの予選でタイムを記録できなかった小林可夢偉(ザウバー)の決勝出走が認められた。
可夢偉は予選中にトラブルが発生し、タイムを計測することができなかった。しかし、今年のF1では予選Q1でトップから107%以内のタイムを記録しない限り、決勝への出場が認められない。
本来はスピード差の大きいクルマが走ることで危険な状況が生まれることなどを防止するためのルールだが、今回の可夢偉のようにトラブルが発生して規定のタイムを計測することが不可能な場合もある。そのため、フリー走行で決勝への出場が妥当と判断できるタイムを残していた場合には、特例として決勝への出場を認める救済措置も存在している。
今回の可夢偉は、この救済措置が適用された形になる。可夢偉は、トルコGPの決勝を最後尾の24番グリッドからスタートする予定だ。