ビタリー・ペトロフ「メルセデスGPの前にとどまりたい」

2011年05月19日(木)

ロータス・ルノーGPのビタリー・ペトロフが、スペインGPに向けた意気込みを語った。

Q:トルコGPでは8位に入り、チームに4ポイントをもたらしましたね。

ビタリー・ペトロフ:まず、僕たちが2台ともレースを完走したことが重要だよ。2台で完走できれば、タイヤやそのほかの技術的なものについて、たくさんのデータや情報を得ることができるからね。それに、2台とも比較的いい順位でゴールして、チームにたくさんポイントをもたらせたのもうれしい。

ペトロフ:その一方で、ミハエル(シューマッハ/メルセデスGP)との接触については残念だよ。あれでタイムとポイントを失った。

Q:あなたは今、ニック(ハイドフェルド/チームメート)と同ポイントで選手権7位です。このチーム内バトルは役に立っていますか?

ペトロフ:僕たち2人がポイントを争っているのは、チームにとっていいことなんだ。これでパフォーマンスのレベルが上がるからね。コンストラクターズ選手権のため、できるだけ多くのポイントをチームにもたらすことがとても重要なんだ。

ペトロフ:メルセデスGPがかなり強くなってきて、ポイントを多く獲得しているから、僕たちも集中力を切らさず、これまで以上に懸命に働いて、彼らの前にとどまらないといけない。次のレースを楽しみにしているし、僕たちドライバーは2人とも、できるだけ多くのポイントを獲得するつもりだよ。

Q:シーズン開幕前には、カタルーニャ・サーキット(スペインGP開催サーキット)でテストしていましたね。このコースは走っていて楽しいですか?

ペトロフ:このコースでは何度も走っているよ。GP2やF3000でたくさん走っていて、表彰台に上ったことも何度かある。テストでも走ったし、そして開幕前のテストでも走った。でも、そのとき(開幕前のテスト時)には、かなり寒かったから、今回は違った準備が必要になる。

ペトロフ:みんなこのコースを熟知していて、接戦になり、ラップタイムの差がかなり小さくなるはずだから、面白い週末になるだろうね。

Q:今年もすでに4戦を戦いました。バルセロナ(スペインGP開催地)で、そして今シーズンこの先、ロータス・ルノーGPはどこまでいけますか?

ペトロフ:F1では、常にものごとが動き続けている。各チームが新パーツを作り、いろいろなものに取り組むことで、日々状況が変わっていくんだ。トルコでは、レッドブルが最速だったけど、その前にはマクラーレンが勝っていた。それに僕たちは今季の2レースで、3番目に速いチームだったことからも分かるように、状況は変化し続けているんだ。

ペトロフ:シーズンがどうなるのか予想するのは不可能だよ。何が起こっても不思議じゃないからね。僕たちは、クルマをさらに進化させるため、毎戦新パーツを投入する。レースのたびに進化を目指して、集中し続けるよ。

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