ヒスパニア・レーシングのビタントニオ・リウッツィは、カナダGPフリー走行3回目で20周を周回して、ベストタイムは1分18秒910で20番手。予選では、1分18秒424で21番手になった。
ビタントニオ・リウッツィ
「面白い日曜(レース)になるだろうね。今日は、僕たちが進化したことを証明できた。直近のライバルの前に出ることができたから、レースが楽しみだよ。雨のレースになるかもしれないから、予想するのは難しいけど、興奮するようなレースになるだろうし、クルマの性能を引き出すには全力で攻めないといけない」
「僕にとって、107%ルール(*)はもう問題じゃない。こういったタイプのサーキットでは、KERS(運動エネルギー回生システム)やDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)が大きな違いを生むけど、僕たちも大きく離されているわけじゃない。僕たちも別に心配はしていないし、ライバルに勝つことだけに集中しているよ」
「新しい排気システムはうまくいっているみたいだけど、まだ性能を引き出しきれていない。これを最適な形で使えるようになるには、数レース必要になる。システムについて理解して、もっとうまく機能させないとね」
(*)Q1のトップタイムから107%以内のタイムを記録しなければ、決勝への出場が認められないとういルール。審判役であるスチュワードの判断により、107%のタイムを記録していなくても、決勝への出場が認められる場合もある