ヴァージンのジェローム・ダンブロシオは、カナダGPフリー走行3回目で19周を周回して、ベストタイムは1分20秒475で23番手。予選では、1分19秒414を記録したが、決勝出場への条件となるQ1のトップタイムから107%以内のタイムを残すことはできなかった。
しかし、審判役であるスチュワードの判断により、ダンブロシオも決勝への出場が認められた。
ジェローム・ダンブロシオ
「昨日のクラッシュから、厳しい24時間だったよ。僕にとっても、チームにとってもね。夜の間にクルマを組み上げて、また走らせるのはとても大変な作業だけど、それでもまだ仕事の半分なんだ。今日の午前中に、予選を通過できるだけのセットアップをしなきゃいけなかったからね」
「結局、十分なタイムを残せなかった。僕自身としても、チームのことを考えても、タイムを残せなかったのは残念だよ。クルマの感触が昨日とはまったく違っていた。ティモ(グロック/チームメート)のタイムの方が、僕たちの能力を正確に表しているよ。スチュワードがレース出場を認めてくれたことには心から感謝しているし、明日に集中しているよ」