F1カナダGP、豪雨のため中断。小林可夢偉は2番手

2011年06月13日(月)

カナダのモントリオールで12日(日)、F1カナダGP決勝が行われているが、豪雨のため赤旗中断となった。小林可夢偉(ザウバー)は2番手につけている。

レーススタート時に雨はやんでいたものの、レース前に振った雨の影響で路面には水が残っている状態だった。そして、スタート直後から、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が荒れた走りを続け、マーク・ウェバー(レッドブル)やチームメートのジェンソン・バトンと接触。13番手スタートだった可夢偉は、この混乱をうまく切り抜けて上位に浮上した。

路面の水量が少なくなったタイミングで、一部のクルマが2種類ある雨用タイヤのうち、水量が少ない路面用のインターミディエイトに交換したが、可夢偉は水量が多い路面向けのウエットタイヤで走行を続けた。そして、この直後に強い雨が降り始め、インターミディエイトに交換したドライバーも結局は再びウエットへ交換することに。

また、これでセーフティカーが導入されると、可夢偉の前を走行するドライバーはこのタイミングを利用してタイヤ交換を行った。そのため、可夢偉は2番手まで浮上したが、可夢偉はピットへ戻らず。そして25周目に赤旗が出されてレース中断。これで可夢偉はピットインで順位を落とすことなくタイヤを交換することにも成功した。

今のところ、現地ではまだ激しい雨が続いており、レース再開の見通しは立っていない。

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