ウィリアムズのパストール・マルドナードは12番手からカナダGPをスタートしたが、リタイアに終わっている。
パストール・マルドナード
「僕にとっては難しいレースだった。最初はかなりオーバーステア(後輪が滑りやすくなる状態)で、クルマをコントロールするのが大変だったんだ。レースが再開されたときにはインターミディエイト(路面の水量が少ないときに使用される雨用タイヤ)でも、ドライタイヤでもクルマの感じはよくなっていた」
「ところがもう一度セーフティカーが入ったとき、小林(可夢偉/ザウバー)が第1コーナーでミスをしてしまい、それに反応したロズベルグ(ニコ・ロズベルグ/メルセデスGP)が僕の前でブレーキをかけたものだから、彼に追突してしまったんだ。それでフロントウイングを壊してしまって、ピットに戻らなくてはならなかった。その後、水たまりでスピンして終わったよ」