ザウバーの小林可夢偉は、イギリスGPフリー走行1回目でセッション終盤にクラッシュ。最終コーナーからの立ち上がりで縁石を乗り越えてぬれた人工芝の上を走ってしまい、スピンしてタイヤバリアに激突、クルマを大きく損傷させてしまった。このセッションで可夢偉は17周を周回して、ベストタイムは1分50秒133で18番手だった。
クルマの修復が間に合い、出走することができたフリー走行2回目では、16周を周回して1分51秒395を記録。3番手で初日を終えた。
小林可夢偉
「まず、2回目のセッションのためにクルマを直してくれたメカニックにお礼を言いたいです。クラッシュしたときは、コントロールを失っていました。このクラッシュがなかったとしても、今日のコンディションでは、クルマのバランスやセットアップについて判断を下すことはとても難しいと思います」
「でも、ウエットでの僕たちのパフォーマンスはあてにすることができないと思います。明日はコースが乾きますからね。もっとサプライズがあることを期待しています。初日よりはいいと良いですね」