ヒスパニア・レーシングのダニエル・リチャルドは、イギリスGPフリー走行3日目で19周を周回してベストタイムは1分38秒289で23番手。予選では、1分38秒059を記録して24番手になった。
ダニエル・リチャルド
「僕にとって初の予選は問題なく終わったけど、天候にはフラストレーションがたまったね。2回目の走行をできず、1回しか走れなかったけど、問題はなかった。ほかのクルマにもう少し近づければよかったけど、あまり多くのことを望めないからね。まだいろいろ学習しているんだ」
「トニオ(ビタントニオ・リウッツィ/チームメート)からコンマ5秒遅れ。あまり大きな差ではないけど、レーシングドライバーにとっては大きなものだね。もっと上を目指したいとは思う。でも、今の段階では、あまり多くのことを求めるべきではないんだ。差を縮め続けられれば、それでいいんだよ」
「F111(2011年型車)はかなりいいね。ソフト側タイヤを装着したときのグリップには、驚かされたよ。これは経験の必要な部分だと思う。どこまでクルマを攻められるのかという面でね。高速コーナーでは、僕のスピードでもレースできるはずだよ。性能は高いと思うし、視野を広くして、学習していくという意思があれば、進歩することはできると思う」
「チームと会ったのは水曜(6日)だけど、お互いのことをかなり深く知ることができたし、かなり順調だと思うよ。みんな僕によくしてくれているしね。エンジニアとしては、シーズンの途中にF1へやってきて、新しい関係を築くのは難しいことだと思う。でも、僕たちはうまくやっているし、この先はもっと楽になるだろうね」
「高い競争力を見せて、レースを完走できると思う。レースで差を詰めることができて、トニオからコンマ数秒という位置にいることができれば、前向きなスタートになるし、いくらか成長できたっていうことだよ。もし何台か抜くことができれば素晴らしいね」