レッドブルのセバスチャン・ベッテルは、2番手からイギリスGPをスタートして2位になった。
セバスチャン・ベッテル
「最高なスタートを決められたよ。今思ってみると、もっと雨が降っていても僕は構わなかった。僕たちがインターミディエイト(水量が少ないとき向けの雨用タイヤ)でレースしていたときのようなコンディションは大好きだからね。僕たちの調子はかなりよさそうで、僕も後ろを引き離せていけた」
「ドライタイヤに交換するタイミングは、少し遅すぎたかもしれない。でも、あのタイミングで間違っていないんだ。僕たちはリスクを冒す必要がないし、レースを支配していたからね。ピットストップで問題が起きた。クルマが(ジャッキから)降ろされたんだけど、また持ち上げられた。そこでトップから脱落し、3番手でレースに復帰したんだ」
「ルイス(ハミルトン/マクラーレン)を抜くのは苦労したよ。僕の方が格段に速いと思ったんだけど、チャンスが巡ってくることはなかった。彼の直後につけたとしても、(追い抜きが)うまくいかなかったよ。ピットストップで彼を抜くことができたけど、そのときすでにフェルナンド(アロンソ/フェラーリ)には大きな差をつけられていたんだ」
「僕たちにとってはいい結果だけど、問題もあった。もし僕たちが最高な状態にいなければ、当然、誰かが僕たちに勝つ。今週末はずっとフェラーリがかなり速かったし、今日は彼らが勝利にふさわしいよ」