セバスチャン・ベッテル「母国GP優勝はF1ドライバーの目標」

2011年07月20日(水)

レッドブルのセバスチャン・ベッテルが、ドイツGPに向けた意気込みを語った。

セバスチャン・ベッテル
「F1ドライバーが目標にすることのひとつに、母国グランプリでの優勝がある。もちろん、常に100%で戦っているけど、母国レースではモチベーションがさらに高くなるものなんだ。母国ということで居心地もいいしね」

「今年はニュルブルクリンクでのレースになる。より素晴らしく、近代的なコースだよ。僕は特に、フォードコーナー(6コーナー)から、丘にある180°回り込む長いコーナーにかけてがお気に入りなんだ。ヴァルシュタイナー(11コーナー)、そしてその前の左コーナーも、かなり鋭く切り込むから、難しいコーナーだよ」

「追い抜きに最適なのは、NGKシケイン(13、14コーナー)の手前だね。ここは、左・右の挑戦しがいがあるシケインなんだ。前のコーナーから加速していって、一気に時速100kmまで減速するから、ここへのブレーキングで追い抜きが可能なんだ」

「ブレーキングを遅らせることで、先にシケインへ入れる。簡単に聞こえるけど、縁石に当たってクルマが跳ねてしまえば、また抜き返されてしまうから、実際には簡単じゃないんだ。アイフェル(ニュルブルクリンクのある地方)の丘陵地帯は、稲妻のごとく瞬く間に天候が変わってしまうから特別でもあるんだよ」

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