ナレイン・カーティケヤンは、今週末ニュルブルクリンクで開催されるドイツGPにおいて、ヒスパニア・レーシング(HRT)のコクピットへ復帰すると見られている。
カーティケヤンのスポンサーであるタタがHRTを支援しているにもかかわらず、カーティケヤンは今月初旬、ダニエル・リチャルドにシートを譲り、そのリチャルドはシルバーストン(イギリスGP開催地)でF1デビューを果たした。
HRTはレッドブルが支援するリチャルドが今週末、再びビタントニオ・リウッツイとともにレースをすることを認めている。
しかし、『auto.cz』によると、シルバーストンでチームのVIPを歓待していたカーティケヤンが、ニュルブルクリンクの初日のフリー走行で、リウッツイのマシンを走らせる予定だという。
先週、フォース・インディア代表のビジェイ・マルヤによって批判されたカーティケヤンは、『Reuters(ロイター通信)』に、「タタ・グループが僕のやっていることにとても協力してくれている。それが一番大事なんだ」と話した。
HRTのスポークスウーマンは20日(水)、「ナレインは引き続き、チーム内で主要な役割を果たし、要求されたときにはクルマにも乗ります」とコメントし、次のように加えていた。
「間もなく決断が下されるでしょう」