F1第10戦ドイツGPフリー走行3回目、詳細レポート

2011年07月23日(土)

2011年F1第10戦ドイツGPフリー走行3回目が、7月23日(土)の現地時間11時(日本時間18時)から60分間ニュルブルクリンク(1周/5.148km)で行われ、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップ。小林可夢偉(ザウバー)は、16番手になっている。

セッション開始時の天候は曇り、気温12℃、路面温度は20℃。セッションが始まると、最初に本格的な走行を始めたのはジェローム・ダンブロシオ(ヴァージン)。その後、開始約15分から中団勢も走行を開始し、ひとまずセルジオ・ペレス(ザウバー)がトップに立った。しかし、すぐに小林可夢偉(ザウバー)がトップタイムを更新。可夢偉のタイムは1分36秒531だ。

開始約20分、ニック・ハイドフェルド(ロータス・ルノーGP)が、1分35秒881を記録してトップタイムを更新。しかしその直後にニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)がトップタイムを更新。ロズベルグのタイムは1分34秒872だった。

開始約25分、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が1分34秒418を記録してトップに。だが、すぐにロズベルグが1分34秒240を記録。シューマッハのトップタイムを塗りかえた。この段階では、まだレッドブル勢、マクラーレン勢、フェラーリ勢、そしてヘイキ・コバライネン(チーム・ロータス)がタイム計測を行っていない。

残り約30分、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が1分33秒694を記録してトップタイムを更新すると、すぐにチームメートのジェンソン・バトンが1分33秒649を記録。バトンがハミルトンのトップタイムを更新した。また、可夢偉がソフト側のタイヤでタイムを更新。1分33秒803を記録して3番手に浮上した。チームメートのセルジオ・ペレスもソフト側のタイヤでタイムを更新。1分33秒531を記録してトップに立った。

ペレスがトップタイムを記録した直後、ハード側タイヤのフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が1分33秒302を記録。アロンソがトップになっている。しかし、すぐにロズベルグがソフト側のタイヤで1分31秒911を記録。トップはロズベルグに変わった。ロズベルグはその後も自身のタイムを更新、1分31秒694を記録してピットへ戻った。

残り約10分になったところでアロンソがトップタイムを更新。タイムは1分31秒138、タイヤはソフト側を装着している。しかし、セッション終了直前にマーク・ウェバー(レッドブル)が1分31秒049を記録してトップに。だが、後ろから来るベッテルが速いタイムで走行している。ベッテルは結局、1分30秒916を記録してトップに。ベッテルがトップのままこのセッションは終了した。

可夢偉は結局、1分33秒671を記録して16番手になった。

【結果】ドイツGPフリー走行3回目、各ドライバーのタイム、タイム差など

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