ヤルノ・トゥルーリ「ハンガリーでは集中力が求められる」

2011年07月28日(木)

ドイツGPではカルン・チャンドックにシートを譲り、1レースを欠場していたチーム・ロータスのヤルノ・トゥルーリが、ブダペストのハンガロリンクで行われるハンガリーGPに向けた意気込みを語った。

ヤルノ・トゥルーリ
「また戻って来ることができてうれしいよ。早くハンガリーのサーキットで走りたいね。ハンガリーGPはF1の典型的な近代的サーキットで行われるレースのひとつだ。かなりストップ・アンド・ゴー(ブレーキングと加速を繰り返す)のタイプだし、たくさんの低速コーナーがあって速く走ることができないんだ」

「バンピー(路面の凹凸がある)だし、起伏は多いし、それにいつも暑いしね。だからドライバーにとってもクルマにとってもすごく大変なんだけど、僕はここでのレースが楽しいよ。肉体的にハードで、いい走りをするにはすごく集中することが求められるんだ」

「今年は、僕たちがどのサーキットでどれだけの力を発揮できるのかということを予測するのは、これまでのどのシーズンよりも難しくなっているよ。なぜならすごくたくさんの新しい要素が取り入れられているから、これまでのシーズンと比較しても無駄なだけだからね」

「でも、僕らは大丈夫だと思うよ。だってこのハンガリーととてもよく似たモナコで調子がよかったからね。ここもモナコ同様に比較的低速だし、コーナーを抜けるためにはいい加速が必要だし、クルマの空力の効果をそれほどあてにできないんだ」

「ハンガリーGPが終わったらまっすぐマイアミにある自宅に戻って家族とともに過ごすよ。アメリカにいるときはいつもできる限り太陽にあたるようにしてるし、暇さえあればサイクリングに出掛けるんだ」

「マイアミでいつも一緒になるドライバーたちがいるよ。サイクリングを通して知り合ったブルーノ・ジュンケイラとか、ファン・パブロ(モントーヤ)とかね。彼はときどきあいさつしにやってくるし、サイクリング以外でも1度か2度会うつもりさ」

「その後はまた次のベルギーGP(8月28日決勝)のために戻ってくるけど、それまでは8月はチームのみんなにとって3週間のお休み。彼らは長いシーズンの間ずっとハードに働いているんだから当然のことさ。彼らがしっかりと休みをとって、シーズン後半戦を戦える状態になって戻ってくるのはわかってるよ」

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