チーム・ロータスのヤルノ・トゥルーリは、ハンガリーGPフリー走行3回目で20周を周回して、ベストタイムは1分25秒141で19番手。予選では、1分24秒534を記録して20番手になった。しかし、ほかのドライバーがグリッド降格のペナルティーを受けるため、19番手から決勝をスタートする。
ヤルノ・トゥルーリ
「予選ではクルマの性能をすべて引き出すことはできなかったけど、今日はとてもいい1日だったよ。最初の走行ではプライム(ハード側タイヤ)を使ったんだけど、クルマは少しオーバーステア(クルマが曲がりすぎて不安定になる現象)だった」
「2回目の走行ではスーパーソフト(ソフト側タイヤ)を使ったんだけど、そうしたらこの週末で一番ひどいアンダーステア(クルマが曲がりにくい状態)になってしまった。それで、昨日から今朝にかけてのようなペースで走ることができなかったんだ」
「それでも、僕は今週末の成り行きにはとても満足しているよ。新しいパワーステアリングシステムがクルマを僕向きのものに変えてくれたから、今は以前よりもとても満足している。本当に夜と昼くらい違うんだ。明日またクルマに乗って、決勝レースで何ができるのかを見るのが待ち遠しいよ」
「2つのタイヤの差が大きいってことは、どういうタイヤ戦略をとるかということが大きな意味を持つことになるから、明日は僕たちに何ができるか楽しみだよ」