ポール・ディ・レスタ「ハンガリーでDRS(可変リアウイング)の真価が問われる」

2011年07月28日(木)

フォース・インディアのポール・ディ・レスタが、ブダペストのハンガロリンクで行われるハンガリーGPに向けた意気込みを語った。

ポール・ディ・レスタ
「ハンガロリンクは短いサーキットだけど、ドライバーの肉体的、精神的なものに負うところが大きい。レイアウトについては市街地コースに似ているよ。たくさんのコーナーがあるから、クルマの空力面でのパフォーマンスがとても大切になる。全てのコーナーが次のコーナーへと流れるようにつながっているから、いいリズムを見つける必要があるんだ」

「このサーキットは去年のフリー走行で走ったのが初めてだった。わずかな周回から多くのことを学ぶのはやさしいことじゃないけれど、このサーキットのレイアウトや攻めどころはわかっているよ。コース幅がとても狭いという特徴からすれば、それほど多くの追い抜きができるサーキットじゃない。そういう意味ではDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)※の真価が問われるね」

「夏休み前の最後のレースだから、いい結果を残して終わりたいね。シーズンの中間点にきて、感じはとてもいいよ。レースごとに少しずつ楽になってきた。特にF1での全ての手順に対して順応できてきたよ。F1での初めてのシーズンを楽しんでいるし、シーズン後半も同じように続けていけることを望んでいる」

※DRS(Drag Reduction System:空気抵抗低減システム)レース中の追い抜きを増やすために2011年から導入された装置。フリー走行では自由に使用できるが、予選と決勝では特定の計測地点で前車とのタイム差が1秒以内の場合になった場合のみ、指定された区間で使用することができる。

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