ハミルトン父「ポール・ディ・レスタはシート喪失を心配していた」

2011年12月20日(火)

2011年にF1デビューを果たしたポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)だが、ディ・レスタ本人や家族はF1キャリアが1年で終わってしまうのではないかと懸念していた。

そう話すのは2008年のF1チャンピオンであるルイス・ハミルトン(マクラーレン)の父アンソニーだ。息子ルイスのマネジメント業務を離れたアンソニーは現在、ディ・レスタのマネジメントを担当している。

ディ・レスタは、フォース・インディアからF1デビューした2011年シーズンに、シンガポールGPでは自身最高位の6位入賞を果たす活躍を見せ、2012年も同チームのレースドライバーを続けると発表されている。

フォース・インディアが発表したディ・レスタとニコ・ヒュルケンベルグという来季の布陣は、以前から予想されていたものだが、チーム側は正式発表の時期を長い間遅らせてきた。

フォース・インディアが16日(金)になってようやく来季ドライバーを発表したことに、正直なところほっとしたとアンソニーが『Telegraph(テレグラフ)』紙に語っている。

「ディ・レスタは(レースドライバーに)ふさわしいし、彼と彼の家族のためにも良かったと思う」

「正式発表まで時間がかかったので、彼らはとても心配していたんだ」

アンソニーはフォース・インディアを「中団ランクの」チームだと評し、才能豊かなチームメート、ヒュルケンベルグとの戦いがほかのチームからの注目を集めることになるだろうと話した。

「どちらも平等な立場であると考えているが、もし双方が素晴らしいドライビングを見せれば、ほかのチームから接触があるだろう」

「2人とも実力を認められてフォース・インディアにいるのはいいことだと思う。チームが正しい方向に進んでいることを示しているからね」

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