ニコ・ヒュルケンベルグ、F1復帰が大事で同僚は誰でもかまわない

2011年12月15日(木)

フォース・インディアではこの15日(木)にも2012年度のドライバーラインアップを発表するとみられているが、その内容はニコ・ヒュルケンベルグをこれまでの控えドライバーからレギュラードライバーとして昇格させ、ポール・ディ・レスタとのラインアップを組ませるというものだと考えられている。

ヒュルケンベルグは2010年にウィリアムズからF1デビューを果たすものの、その1シーズン限りでシートを失い、今年2011年はフォース・インディアのリザーブドライバーの役割を担っていた。そのヒュルケンベルグは、もしこの15日(木)に待ち望んでいたF1への復帰が決定すればとてもうれしいと話している。

しかし、何人かのメディア解説者は、現在のドライバーであるエイドリアン・スーティルとディ・レスタの組み合わせを継続し、その結果としてヒュルケンベルグは再びF1レギュラードライバー復帰への道を閉ざされるだろうと主張している。

ヒュルケンベルグは、結果がどうなるにせよ、自分は2012年に向けて準備が整っている、とドイツの『DPA』通信社に対して次のように語っている。

「僕の準備スケジュールはいたって普通のものだ。1月にはトレーニングキャンプを行うし、そして1年を通じていつもと同じメニューをこなすよ」

もし、ヒュルケンベルグが望むようにF1復帰が確定した場合、最終的にチームメートは誰になるのかという問題が残る。それはスーティルなのか、それともディ・レスタなのか? これについてヒュルケンベルグは次のように続けている。

「僕たちドライバーにとってそのことはそんなに重要なことじゃない。ポール(ディ・レスタ)と同じようにエイドリアン(スーティル)とだってうまくやっていくよ」

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