かつてミナルディで活躍した元F1ドライバーのルイス・ペレス・サラが、HRTのチーム代表に就任することが15日(木)、明らかとなった。
HRTではその前日の14日(水)、前チーム代表のコリン・コレスが退任することを発表していたが、そのすぐ1日後にサラの就任が発表された。
サラは今年52歳となるスペイン人で、80年代後半にミナルディから32戦に出場した経歴を有する元F1ドライバー。今年の7月にHRTのオーナー企業であるテサン・キャピタルの指名を受けてHRTのアドバイザーに就任していた。
HRTのCEOであるサウル・ルイス・デ・マルコは、今回のサラの代表就任について「われわれがなしえた最善の決断」であると述べるとともに、かつて同チームの業務担当ディレクターであったマンフレディ・ラベットも同時にチームを去ることを明らかにしている。