F1第11戦ハンガリーGP予選、詳細レポート

2011年07月30日(土)

2011年F1第11戦ハンガリーGP予選が、7月30日(土)の現地時間14時(日本時間21時)からハンガロリンク(1周/4.381km)で行われ、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がポールポジションを獲得。小林可夢偉(ザウバー)は、13番手になった。

セッション開始時の天候は晴れ、気温22℃、路面温度は30℃。予選Q1は20分間で戦われ、18番手から24番手のドライバーがここで予選を終える。全車が1回目の走行を終えた段階では、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がトップ。小林可夢偉(ザウバー)は、14番手につけている。

2回目の走行でフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がトップタイムを更新。また、可夢偉はソフト側のタイヤでタイムを更新し、15番手でQ1を通過した。Q1で予選を終えた18番手から24番手は以下のとおり。

18番手セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)、19番手ヘイキ・コバライネン(チーム・ロータス)、20番手ヤルノ・トゥルーリ(チーム・ロータス)、21番手ティモ・グロック(ヴァージン)、22番手ビタントニオ・リウッツィ(HRT)、23番手ダニエル・リチャルド(HRT)、24番手ジェローム・ダンブロシオ(ヴァージン)。

Q1のトップ5は、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)、フェリペ・マッサ(フェラーリ)だった。

予選Q2は15分間で戦われ、11番手から17番手のドライバーがここで脱落する。全車が1回目の走行を終えると、ここでもアロンソがトップタイムを記録。可夢偉は、チームメートのペレスとともに脱落するポジションにいる。

2回目の走行でまずはペレスが8番手タイムを記録。しかし、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)が8番手に浮上した。また、決勝に向けてソフト側タイヤを温存するためか、パストール・マルドナード(ウィリアムズ)はこのセッションで一度もコースインしなかった。Q2で予選を終えた11番手から17番手は以下のとおり。

11番手ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)、12番手ビタリー・ペトロフ(ロータス・ルノーGP)、13番手小林可夢偉(ザウバー)、14番手ニック・ハイドフェルド(ロータス・ルノーGP)、15番手ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)、16番手ハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)、17番手パストール・マルドナード(ウィリアムズ)。

Q2のトップ5は、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)、マーク・ウェバー(レッドブル)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、フェリペ・マッサ(フェラーリ)だった。

予選Q3は10分間の戦いになり、ここでポールポジションが決まる。このセッションでまずタイムを出したのはアロンソ。しかしアロンソが記録したタイムは1分20秒365。第3セクターで目の前にウェバーがいたことも影響したのか、アロンソのタイムはQ2よりも悪いものだった。そんな中、ハミルトンが1分19秒978を記録してトップに。ベッテルが2番手、3番手はアロンソになっている。

しかし、2回目の走行でベッテルが1分19秒815を記録。ハミルトンはタイムを更新できず。アロンソやバトンはタイムを更新したものの、ベッテルのタイムには届かず、ベッテルが今季8度目のポールポジションを獲得する結果となった。Q3の結果は以下のとおり。

1番手セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、2番手ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、3番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、4番手フェリペ・マッサ(フェラーリ)、5番手フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、6番手マーク・ウェバー(レッドブル)、7番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、8番手エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、9番手ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)、10番手セルジオ・ペレス(ザウバー)。

【結果】ハンガリーGP予選、各ドライバーのタイム、タイム差など

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