フェラーリのフェルナンド・アロンソは、5番手からハンガリーGPをスタートして3位になった。
フェルナンド・アロンソ
「今回も表彰台に登れた。4戦連続だよ。特性の違う4つのサーキットで競争力を発揮できたんだ。この7月は、間違いなく僕たちのクルマには向いていない天候だったのにね。そのおかげで、残りのシーズンへ向けた自信が深まった。今は一休みすることが待ち遠しいけどね」
「7月はとても忙しく、ストレスの多い1ヶ月だった。みんな、特にチームのメンバーは数週間の休みをもらうのに値するよ。戦いを再開するとき、もう少し暖かくなっているといいね。スパ(次戦ベルギーGP/8月28日決勝の舞台)では、何も確実なものなんてないけど」
「うまくスタートを決められたんだけど、1コーナーで加速が鈍り、ミハエル(シューマッハ/メルセデスGP)が僕を抜いたんだ。その後は、序盤にいろいろなことが起きてメルセデスGP勢やウェバー(マーク・ウェバー/レッドブル)の後ろで貴重なタイムを失っていた」
「その段階で、早めにピットへ入り、4回タイヤを交換する戦略へ変更することに決めたんだ。その計画がうまくいって、表彰台に登ることができた。もちろん、ライバルが苦戦したこともあるけど、僕たちは雨がまた降り始めたときにドライタイヤで走り続けるといういい判断をしていたんだ」
「あのとき、僕たちはソフト側のタイヤを装着していてあまり速くなかったけど、パニックにならず、ハード側のタイヤに交換した。とても面白くて、興奮するようなレースだった。ジェンソン(バトン/マクラーレン)を祝福したい。彼はF1での200戦目を最高な形で祝ったね」