ザウバーが、マネー・サービス・グループとのスポンサー契約を打ち切った。
マネー・サービス・グループは、元F1チャンピオンであるニキ・ラウダへのスポンサー料未払いや、創設者ミハエル・ザイドルが詐欺の疑いで逮捕されるなど、トラブルが次々と明らかになっている。
ザウバーのスポークスマンは28日(木)、チームのスポンサーだったマネー・サービス・グループとの関係消滅に関する報道に「ノーコメント」と貫いていた。しかしその翌日、ザウバーはスポンサー契約を打ち切ったのである。
ザウバーはメディア向けの声明の中で「昨今の状況を考慮して」リヒテンシュタインに拠点を持つマネー・サービス・グループとの契約を打ち切ったと発表。さらに次のようなコメントを残した。
「チームのウエア、ピットの仕切り、広報用品などに入っていたMSG(マネー・サービス・グループ)のロゴはハンガリーGP終了後、直ちに取り外す」