セバスチャン・ベッテルのF1連覇を信じる母国ドイツ

2011年08月17日(水)

2011年F1世界選手権を制するのは、間違いなくセバスチャン・ベッテル(レッドブル)。そんな声がベッテルの母国ドイツで沸き起こっている。

ドイツの『SID通信』は市場調査会社『Promit(プロミット)』を使ってドイツ国民に質問を投げかけた。果たしてベッテルは、5年前のフェルナンド・アロンソ(当時ルノー/現フェラーリ)に続き、2年連続で世界チャンピオンになれるか、というものだ。

すると、74.4%もの圧倒的多数がイエスと回答。ベッテルのライバル、例えばアロンソやマクラーレンのルイス・ハミルトン、もしくはジェンソン・バトンがタイトルを取ると予想したのは、11.8%に過ぎなかった。

ハミルトン、バトン、そしてアロンソの3人は7月、ベッテル包囲網を張って1勝もさせなかったが、中でもハミルトンは、まだタイトルのチャンスがあると考えている。

ハミルトンは、『Daily Mirror(デイリー・ミラー)』紙にこう話している。

「まだ200点ものポイントが残されている。僕は、残り全レースを勝ちに行くつもりだよ」

「最終戦ブラジルGP(11月27日決勝)に向けて、激しい戦いになるだろう。次戦ベルギーGP(28日決勝)が待ちきれない。これまでの勝利が示す通り、僕らのマシンは目下、好調だ。ドイツGPでは僕が、ハンガリーGPではジェンソンがファステスト・ラップを刻んでいる」

「両レースの予選でも、マシンは速かったしね」

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