ルイス・ラジア、最終戦でF1デビューの可能性も?

2011年08月19日(金)

現在チーム・ロータスでサードドライバーを務めているルイス・ラジアは、2012年に念願のF1デビューを果たすためスポンサーを探していることを認めた。

ブラジル出身のラジアは、チーム・ロータスのチーム代表兼オーナーであるトニー・フェルナンデスのチームからF1直下のカテゴリー、GP2にも参戦している。

ブラジルの『Globo Esporte(グローボ・エスポルチ)』は11月27日に決勝が行われる最終戦ブラジルGPで、ラジアがフリー走行に出走するだろうと報じた。同時にラジアは、フリー走行だけではなく、予選と決勝も走る可能性もわずかにあると話している。

そしてラジアの次のようなコメントも掲載された。

「F1に乗ることは本当に大変だよ。だれも僕のことを知らないし、“ルイス・ラジアって誰だ?”って感じだからね。20人もほかのブラジル人ドライバーがいるけど、全員がスポンサーに恵まれているとは思えない。もし、僕たちで今のこの状況を打破することができたら、将来何人かのブラジル人ドライバーがF1でレースをしているかもね」

そしてラジアは、2012年のレギュラードライバー昇格を狙っている。

「可能性はあるよ」とラジアは明かし、次のように加えた。

「来年に向けてスポンサー探しをしている真っ最中だよ。ほかにもさまざまな物事が絡んでくるけどね。初期段階の話し合いは6月から続けているんだ。確かに、僕たちは2012年に向けて活動をしている。でも、今年の最終戦のブラジルGPが僕のF1デビュー戦になったって全く問題はないよね。その実現に向けて交渉中だ」

『Globo Esporte(グローボ・エスポルチ)』によると、ブラジルGPの2週間前に開催されるアブダビGP(11月13日決勝)の金曜フリー走行にも出走できるよう、ラジアはチームに話し合いを持ちかけているとのことだ。

この記事をシェアする

【関連記事】

2011年 F1ニュース一覧 rss

2011年F1ドライバー

2011年F1チーム

世界選手権

フォーミュラカー

市販車ベース