フォース・インディアのエイドリアン・スーティルは、スパ・フランコルシャンで行われたベルギーGPフリー走行1回目で18周を周回して、ベストタイムは2分4秒663で6番手。フリー走行2回目では、リザーブドライバーのニコ・ヒュルケンベルグにシートを譲り、出走しなかった。
エイドリアン・スーティル
「今日が雨になることは分かっていたけど、午後に雨が降ると期待していたんだ。だから僕が1回目のフリー走行を走り、ニコが2回目を走ることになっていた。でも、午前中にも序盤に激しい雨が降ってかなりのウエットになり、セッションのほぼすべてで路面がぬれていた」
「僕はウエット(路面の水量が多いとき向け雨用タイヤ)で走り始め、すぐにインターミディエイト(路面の水量が少ないとき向け雨用タイヤ)に交換し、バランスの向上に取り組んでいた。初めはアンダーステア(クルマが曲がりにくい状態)がひどかったけど、それを解決して、空力のバランスも少し変更した」
「終盤に向けて路面が乾いていったけど、ドライタイヤで走れるほどじゃなかった。雨が降ったときは僕たちも速そうだし、6番手は今週末の僕たちがいたいと願う位置だよ」