HRTのビタントニオ・リウッツィは、スパ・フランコルシャンで行われたベルギーGPフリー走行3回目で14周を周回して、ベストタイムは2分19秒597で22番手。予選では2分11秒616を記録して22番手になったが、通過の基準となるトップから107%以内のタイムには届かなかった。しかし、救済措置によって決勝への出場が認められた。
ビタントニオ・リウッツィ
「とても忙しい予選だった。周回を重ねるごとに路面の状態が変わっていって、ある区間は雨水が残っているのに、ほかでは乾いているという状態だったよ。僕たちもどんどんタイムを縮めていったけど、最後の周には遅いクルマに追いついてしまい、約コンマ8秒失った。グロック(ティモ・グロック/ヴァージン)ほどのタイムも出せたと思う。結局は無理だったけど、それでもヴァージンから離されていない」
「今晩やるべきことは多いね。もしレースでヴァージンに勝つことを目指すなら、明日に向けてペースに集中して取り組む必要がある。とても面白いレースになるだろうし、もしコンディションが同じなら、カナダGPのような波乱になるだろうね」