HRTのダニエル・リチャルドは、スパ・フランコルシャンで行われたベルギーGPフリー走行3回目で12周を周回して、ベストタイムは2分19秒001で21番手。予選では2分13秒077を記録して23番手になったが、通過の基準となるトップから107%以内のタイムには届かなかった。しかし、救済措置によって決勝への出場が認められた。
ダニエル・リチャルド
「予想していたとおり、特に予選はコンディションが変化していって少し難しくなったね。初めは路面がかなりぬれていたけど、残り数分で乾き始めた。その状況を最大限に生かせるのは1周だけだったけど、僕はそのチャンスを逃してしまったんだ。メカニカル面の問題が起きたことも痛かった。いろいろなことが組み合わさった結果だよ。こういったコンディションでは、ちょっとしたミスが大きなタイムロスになる」
「僕は少しずつ成長しているけど、十分ではないし、取り組むべき分野がいくつかある。でも、明日には自信を持っているよ。レースは特別なものだし、僕はいつものように全力を尽くす。いいスタートを決めることが重要だね。そこからどれだけやれるか楽しみだよ」