小林可夢偉の元チームメート、2012年F1デビューを目指す

2011年09月01日（木）

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F1直下のカテゴリー、GP2で活躍するギド・ヴァン・デル・ガルデのマネジャーは、F1の3チームから2012年の話が来ていることを明かした。

ヴァン・デル・ガルデは、下位カテゴリーであるF3参戦時に小林可夢偉（ザウバー）のチームメートだったこともあるドライバー。控えドライバーとしてSUPER AGURIと契約した際には、スパイカー（現フォース・インディア）とも契約を結び、2重契約であるとして統括団体FIA（国際自動車連盟）を巻き込んだ問題を引き起こした人物だ。

ロメ・グロジャンが新チャンピオンに決定したGP2で選手権2位につけているヴァン・デル・ガルデ。2012年にはルーベンス・バリチェロの後任としてウィリアムズのシートを獲得するとのうわさもある。

各メディアは、ヴァン・デル・ガルデが最もスポンサー資金を用意できるドライバーだと伝えている。

ヴァン・デル・ガルデは『NUsport』に、「F1は僕の目標だ。マネジメントは3チームと接触しているから、可能性はあるよ。ほかの選択肢はないね」と語り、次のように加えた。

「空席はいくつかあるけど、F1は奇妙な世界だからね」

こう語るヴァン・デル・ガルデには、強力なサポーターがついている。ヴァン・デル・ガルデのマネジャーは、ヤン・パウル・テン・ホーペンといい、オランダのファッションブランドでウィリアムズのスポンサーでもあるマクレガーの幹部だ。

さらにヴァン・デル・ガルデの義父は億万長者のマルセル・ボークホールンである。

オランダの『De Telegraaf（テレグラーフ）』はボークホールンがロータス・ルノーGPの買収に興味を持つかもしれないと伝え、ヴァン・デル・ガルデがヴァージン入りする可能性もあるとのうわさも掲載した。

マネジャーのテン・ホーペンは、「チームとの本格的な話し合いは10月まで行われない。もしくは少なくともイタリアGP（9月11日決勝）が終わってからだ」とコメントしている。

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