HRTのビタントニオ・リウッツィは、モンツァ・サーキットで行われたイタリアGPを24番手からスタート。しかし、スタート直後にコントロールを失ってしまいクラッシュしてリタイア。多重クラッシュの原因を作ったとして、次戦シンガポールGP(25日決勝)で5グリッド降格のペナルティーを受けた。
ビタントニオ・リウッツィ
「母国開催のレースを本当に楽しみにしていたんだ。だけど厳しいものになることもわかっていたよ。不完全燃焼で終わってしまった。スタート時、ヴァージンとチーム・ロータスのマシンと、ダニエル(チームメイトのダニエル・リチャルド)も抜いてさらに追い上げようとしていたところでコースから締め出されたんだ」
「マシンが制御できず芝生に入ってしまった。そこから速度を落とそうとしたけどダメだったんだ。ほかの車も巻き込んでしまったよ。ペトロフ(ビタリー・ペトロフ/ロータス・ルノーGP)やロズベルグ(ニコ・ロズベルグ/メルセデスGP)やそのほかにもリタイアしてしまったドライバーには本当に申し訳ない。しかしもう終わってしまったし、次のレースに目を向けなければいけないと思う」