小林可夢偉のチームメイトであるセルジオ・ペレスが今週、念願だったフェラーリのF1マシンを走らせることになる。
フェラーリは2011年中にころ合いを見計らって、2009年製のF1マシンを使用したテストを通じて、ペレスの評価を行うと発表していた。
今年ザウバーからF1デビューを果たしたペレスは、フェラーリの育成プログラムに参加。このプログラムには、現在フェラーリのリザーブドライバーを務めているジュール・ビアンキも所属しており、2012年で契約の切れるレースドライバー、フェリペ・マッサの後任候補としてペレスやビアンキの名も挙がっている。
フェラーリは、F1マシンを使ったテストに先立ち、まずペレスが15日(木)から2日間F1シミュレーターを使ったテストを行うと発表した。その後、ペレスとビアンキはフェラーリがフィオラノに保有する自社サーキットで2009年製のフェラーリのF1マシン「F60」を駆ることになる。